「いじめの報告書」を読まずに再発防止?をする
- 和弥 江川
- 2020年8月11日
- 読了時間: 1分
更新日:2020年8月12日
いじめの再発防止は、いじめの報告書を読み、課題を共有するところからはじまる。だが、中学校のいじめ再発の講座はなぜか野球選手の話であった。いまだに、私がわからないのは、教職員もいじめの報告書を読んでいない。既読率は1%もいない。保護者も関心がない。
いじめが再発するのは当然ではないだろうか?そんな悲しいことは語らずに、楽しいことをしようよ。自分の子どもがいじめられたらという、「想像力」を働かせたり、自分の問題として考えるという視点が欠落している。
保護者や教員の「この幼さ」をいかに考えるか?
「息子は、そんなもんだから」というかなあ。この学ばない社会は、理解されない子どもの苦しさを想像できないのだろう。
もう二度と、息子のような苦しい思いをする子どもがいてはならないと口ではいう。しかし、やっていることと言っていることの違いが生まれる。なぜか?息子のいじめからなにも教訓化していないからだ。子どもの安心や安全についてもなにも学んでいないから。大人のその場しのぎを、子どもは見逃さない。

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