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いじめを認めない構造

更新日:2020年8月12日

つなぐの「いじめ」について、学校や教育委員会とやりとりをしていると、いじめはあって当たり前の事実、ではなく「あってはいけないこと」=「できれば認めたくないこと」になっていることがよくわかる。

 「あの子は、特殊だからいじめられるんだ」

 不登校気味、外国にルーツを持つこども、LGBTの問題、ひとり親、今の日本には、どの子もいます。多様さを押しとどめることなどはできない。むしろ多様である場を、つくってゆくには、どんどん活動をオープンにして外部の力を内部に入れ込んでゆき、多様性をエネルギーに変えてゆく必要性がある。

 たくさんのエネルギーを持ったこどもたちは、そこにいる。どう向き合うのか?先生、保護者、地域、行政全てが問われている。スポーツで発散させる。教師が誘導する。そんなしかけだけで、この問題は解決しない。もっとこどもの内面との対話が必要だと思う。



 


    雪の西会津をカンジキで歩いた

 
 
 

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