初めまして
- 和弥 江川
- 2020年5月26日
- 読了時間: 1分
私は江川和弥です。福島県会津の小さなまちで暮らしています。私の長男「つなぐ」は2019年1月9日、17歳で自死をしました。
彼は、小さな頃から、私、家族にとっては大切な子どもでした。彼は、さまざまなトラブルによく巻き込まれ、ツラかった。決定的だったのは中学1年生の時にあったいじめでした。
親は、長期欠席の状態をなんとかしようと思いました。ただ、本人の欠席よりも命が大事なので、学校で学ぶということにこだわらずに、学校にゆかない選択をとりました。しかし、本人の中ではいくら場を変えても「生きる」ということに望みをいだけなかった。
現在いじめの調査、再調査、再々調査を行政に依頼していると同時に、いじめアンケート結果の不開示を受けて、開示を求める裁判を起こしています。親にとって一番辛いのは、原因の追求よりも、長男が経験した事実から学校や社会が何も学ばないということです。これは、2度殺されるような痛みです。
このブログを通じて、今いじめに苦しんでいる皆さんだけではなく、多くの方の学びや気づきになれば幸いだと思っています。こんな悲惨な経験は私たち家族で終わりにしたいと心から思っています。
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