第一回のいじめ調査委員会で何が調査されたのか?
- 和弥 江川
- 2020年8月13日
- 読了時間: 1分
更新日:2020年8月14日
私が第1回目のいじめ調査報告書をふまえた再調査依頼の内容です。
第1回の調査自体は4回のヒアリングのべ11人への聞き取り。本人、保護者からの聞き取りが一番大事なはずなのに、一回だけの聞き取り。我々が求めた調査内容がほとんど反映されない教職員、教育委員会関係者の意見が採用された調査結果になりました。
まずは被害者に寄り添う。といういじめ防止法の大原則が共有されませんでした。
私は、それまで、福島県立会津高校でのいじめ自殺事件の調査報告を読んでいたので、調査結果をまとめるにあたり丁寧なヒアリングがされるものだとばかり思っていました。調査内容が被害者中心で行われるのではなく、あくまでも教育委員会側、学校側の視点で行われています。
なぜ調査報告が遅れたのか?
*当初のいじめ認定がどこでされたのか?
*学校として、いじめの調査アンケートの開示等が行われない理由は何か?
*本人が学校に行きずらくなるので犯人探しをしないで欲しいということと、学校側が調査しないでいいという論理は全く異なるのに、ここでも原因追求がされていません
調査報告をまとめるにあたっても、被害者本人への丁寧な聞き取りが行われる。意向調査があると思われたのに、全くないものでした。私たちにとって納得ゆかない内容です。
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